2022年4月17日
阪神11レース アンタレスステークス（G3）
①アナザートゥルース
調子→
「前走は先行勢にはきつい展開になったけど、良く踏ん張っていた。疲れていたら見送ることも考えていたけど、逆にいいと思える動きを見せていた。もまれなければ。」とのコメントも、今回最下位に敗れるまさかの形。気分良く逃げていた様に映ったが、3コーナーから一気に失速…。年齢が年齢だけに立て直せるか。
②ライトウォーリア
調子→
「前走の2000メートルは長かった。実績のある阪神に戻るのはいいし、自分の競馬に撤してどこまで。」とのコメントも、今回12着大敗。逃げ馬のペースに付き合ってしまい、直線伸びを欠いてしまった。流れが向かず、次走マイペースな形で運べれば。
③カデナ
調子→
「前走は上位2頭に離されたが3着と小差。ダートなら途中から動いて行けるね。輸送距離が短いので減った体も戻せそう。ここで好走出来れば、今後が楽しみになる。」とのコメントを寄せていたが、結果は6着。前走同様良い脚を使ったが…。大きく負けてはおらず、依然展開次第な面があるか。
④ウェスタールンド
調子→
「ひと追いごとに締まってきた。年齢の分か、最近は最後が他馬と同じような脚色になってしまうが、いつも一生懸命に走ってくれる。10歳でも馬は元気。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。最後方から追い込んできたが、流石に位置取りが悪すぎた印象。上がり最速をマークしたが前は捉えられなかった。
⑤ケイアイパープル
調子→
「少々ペースが速くても、自分の形なら最後までしぶとい。リズム良く運べるかがポイント。久しぶりの中央だが、どれだけやれるか楽しみ。」とのコメントも、今回5着入線。逃げ馬が失速した4コーナーで一気に先頭へと躍り出たが、結果的にこの影響で目標にされる形となってしまった。大きく負けてはいないだけに、流れ一つで巻き返しは可能。
⑥サクラアリュール
調子→
「前走は裂蹄での休養明けで芝のレース。展開的にも厳しかった。今回は使った上積みが見込めるし、実績のあるダート。見直したい。」とのコメントも、今回10着大敗。前走より着順は詰めてきたが、良かった頃と比べるとまだ物足りない動き。叩いて次走どこまで上向いてくるか。
⑦アルーブルト
調子↑
「調整は順調だし、毛づやもいい。まだ精神的に推さないところはあるが、競馬に行けば注文がつかないし、コースとも相性はいい。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。この馬なりにスムーズな競馬は出来ていたが、それだけに現状はこれが精一杯という印象のレース。重賞では現状力不足。
⑧オメガパフューム
調子↑
「ここまで思い通り。馬自身もレースが近い事を察知して自分で体を作ってきました。59キロを背負う今回は、次走の帝王賞や秋を見据える意味で負荷のかかるレースをして、結果も出したい。」とのコメントも、今回直線で見事な豪脚一閃を決め、2着馬に半馬身差を付けての勝利。展開が向いたとは言え、59キロも苦にする事なく後続を圧倒。地力の違いを見せつけるレースとなった。
⑨ユアヒストリー
調子→
「追い切りはこの馬なりの動き。まだスタートに課題があるし、これからの馬でもあるが、強いメンバーと戦うことはいい経験になると思う。」とのコメントも、今回13着大敗。ペースが速くなると現状は厳しそうな様子か。重賞ではまだ力不足感が否めない。
⑩ニューモニュメント
調子→
「2週続けてジョッキーが乗って追い切った。反応がいいし、体調は良さそう。相手はグンと強くなるが、充実しているので、どこまでやれるか楽しみはある。」とのコメントも、今回3着入線する形。人気を考慮すれば大善戦と言える内容か。展開を味方に直線良い末脚を繰り出しており、次走も展開さえ向けば好勝負を見込めるか。
⑪プリティーチャンス
調子↑
「メンバーは揃っているが、競馬に行けばしっかりと力を出し切って呉れるタイプ。持ち味である長くいい脚を生かせる展開になれば。」とのコメントも、今回4着入線。見立て通り持ち味の長く良い脚を生かせる展開だったが…。現状の力は発揮している。
⑫バーデンヴァイラー
調子→
「気を抜きやすい面が課題だが、まだダートで底を見せていないし能力の高さを感じる。動きも良く、メンバーが揃ったここでも期待。」とのコメントも、今回15着とまさかの大敗。展開に恵まれなかった節はあるが、重賞の壁に阻まれる形となった。まだ4歳馬だけにクラス慣れを見込みたいところ。
⑬グロリアムンディ
調子↑
「間隔が詰まっているので、追い切りは息を整える程度で十分。G3にしてはメンバーが揃ったが、この馬もダートで底を見せていない。」とのコメントも、今回2着に好走する形。現役GI馬に半馬身差、ダート重賞初挑戦という点を思えば悪くない内容と言えるか。まだまだ上を狙える好素材。
⑭デュープロセス
調子→
「折り合いも付いていたし、57キロを背負って直線は差を詰めていた。相手は強くなるが56キロだし、展開次第で前進も。」とのコメントも、今回14着大敗。終始後方のまま何もすることが出来ず終戦…。依然良くなった印象はなく苦戦が続きそうか。
⑮ヒストリーメイカー
調子→
「追い切りは調教駆けする馬に見劣ったが変わらず順調。さらに相手はそろうが、阪神のコース形態が合う馬なので。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。中団で脚を溜めていたが、前走ほどの脚は使えずそのまま入線。流石に往年の力は感じられない。
⑯オーヴェルニュ
調子→
「右回りに替るのがどうかだけど、力は上位。理想は好位でもまれない形。中間の動きは良く、いい走りを期待。」とのコメントを寄せていたが、結果は8着。着順ほど大きく負けてはいないが、直線ジリ脚しか使うことが出来ず。現状右回りよりは左回りの方が向く様子。